こんにちは。ペンギン(@fx_horizon)です。
結論から言うとヒロセ通商さんは土日もデモ取引ができる!DMM FXさんは土日のデモ取引はできない!
「デモ口座で練習」というアドバイスは、よく言われることですが、土日のレートはどのように動くのか下記を見ていただければと思います。ヒロセ通商とDMM FXの2つの証券会社を見てみました。
ヒロセ通商 LION FX デモ口座トレードのチャート画面
取引量によって食材が届くサービスとライオンキャラクターで有名なヒロセ通商さんですが、デモ口座の説明にはこのように記載されていました。
取引がお休みの土日も利用可能です。
土日は仮想レートで動かしており、短時間で比較的大きな変動がありますので注文手法の確認などにとても便利です。
なるほど〜仮想レートなんですね。デモ取引用の証拠金は300万円入金されていました。どのような仮想レートかキャプチャ画面を御覧ください。
土曜日になった途端に、いきなり2円の急上昇です。1円ほどの値幅のレンジが続いていますね。凄いボラティリティです。
5分足にしたLION FXのデモ口座をキャプチャした画面です。
フィボナッチを引いてみましたが効いていますね。何かの法則でランダムに動いているのかもしれません。フィボナッチをテストしてみたい方には分かりやすいレートの仕様です。
「仮想」レートということなので、過去のヒストリカルデータを表示しているということではないと思います。
DMM FXさんのデモ口座を見てみます
しーんとしています。つまりデモのレートはお休みですね。証拠金は500万円入ってました。これから口座開設して練習してみたい人は土日が多そうだと思うのですが、仕方ないですね。
発注画面の売買ボタンは暗く、クリックは不可です。発注できません。
まとめ
以前にも書いていますが、初心者の方がデモ取引でどんなに勝っても、本番は難しいと思います。DMM FXのデモ口座では500万が入っています。これは本当に無くなっても全然生活に困らないお金というか、ただの数字です。
なので証拠金が0円になっても、本当の意味で何も気にしないという大富豪の気分でしょう。
リアル口座の取引ですと、500万が無くなっても生活に困らないお金だとしても、無くなった瞬間、「あのときエントリーしなければ。。」「500万あったら、あれが買えた」「これができた」とかちょっとは考えてしまうのではないでしょうか?
このちょっとの違いが損益に繋がってしまうように感じます。
デモで勝つ≠リアルでも勝つ≠センスがある。ということです。
リアル口座に500万の証拠金を預けて、ロスカット注文をいれないで注文後ぐっすり眠れる人は相当余裕がある人ではないでしょうか。
デモ口座ではそれができます。
デモトレードでは相場参加者の心理を本気で読む事もないだろうし、負けた時、なぜ負けたのか?と検証するモチベーションも起きません。
剣道での竹刀での戦いと、本当に切れちゃうし死んじゃう真剣の戦いでの精神の保ち方は、やはり違うと思いますし。身に叩き込まれる情報も違ってくると思います。
たしか、英会話学習などで留学とかすると聞き取りの能力が早く成長するって聞いたことがあります。ある程度の危機感によって脳が適応しようと動くのだそうです。
デモ取引のお勧めの使い方
とはいえ、デモ取引は練習にとても使えます。使い方としては今のところ
- チャートツールの使い方の練習(平行線やフィボナッチの引き方、約定画面の見方など)
- IFDONEなどの発注方式がどのように機能するのか
- 発注数量によって損益の値幅がどれくらいあるのか
- アメリカの雇用統計の指標発表時等にどのくらい値動きがあり、損益もどのくらいあるのかを知る。
というような使い方に適しています。自分も初心者なので偉そうに書いてしまいましたが、注意喚起としてお伝えしたいです。